乳がん検診ガイド > 乳がんが再発・転移したら

乳がんが再発・転移したら

術後の治療を受けていても、再発してしまう人が3~4割います。

乳がんが再発・転移したら

乳がんは進行の遅いガンなので、手術後2~3年に再発する人が多いですが、10年以上経って再発することもあります。

治療を終えていた人にとっては、驚きと悲しみと、発症以来のショックです。

再発は、手術痕や温存した乳房にできる局所再発と、他の臓器にできる遠隔転移とあります。

骨、リンパ節、皮膚、肺、肝臓、脳などに転移することが多いです。

肺や肝臓に転移した場合でも、乳がんのがん細胞が流れてできたものなので、肺や肝臓にあっても乳がんの性質をもっています(肺がんや肝臓ガンとは言いません)。

乳がんの治療をすることになります。

再発した部位や痛みなどの症状、再発までの期間、ホルモンの感受性の有無、HER2たんぱくの強陽性、閉経状況などを考慮して治療方針を決めていきます。

局所再発の場合は、再度がん細胞を切除し、放射線療法や薬物療法を行います。

遠隔転移の場合は、完全治癒は難しく、進行を遅らせたり、症状の緩和ケアをすることになります。

転移した場所によって自覚症状は違ってきます。

骨に転移した場合は、骨の痛みがあります。

肺は息切れや咳が出やすくなるでしょう。

肝臓の場合は、腹部が張ったり、みぞおちに圧迫感を感じます。

脳では、頭痛やめまいに苦しむ人もいるでしょう。

これらの症状を緩和することで、生活の質も維持でき、延命効果も現れます。

副作用の少ない薬で薬物療法を行うことが多いようです。

最近では医療の進歩で、かなりの延命が可能になりました。

それによって、糖尿病などの慢性疾患と同じように付き合っている人もいます。

そのためにも、自覚症状がでたらすぐに、でなくても定期的に検査を怠らずに。早めに再発・転移を見つけることで、これらの治療が有効になります。

今後、治療法の進歩によって、再発率は低下するでしょうし、新しい治療法ができるかもしれません。

あきらめないことが何よりも大切です。

乳がん検診ガイドは、乳がん検診について解説しています。

乳がん検診ガイドPICK UP!:乳房切除術と乳房温存手術

乳がんの手術で気になるのは、やはり乳房がどうなってしまうのか。 女性の大切な乳房・・・