乳房の中には、母乳をつくる「小葉組織」と母乳を乳首まで運ぶ「乳管組織」とあります。

これらは「乳腺組織」といい、この部分にできる悪性腫瘍が「乳がん」です。
そして、大きく「浸潤ガン」と「非浸潤ガン」とに分けられます。
浸潤ガンは、乳管や小葉の外にも広がっているガン。
非浸潤ガンは、反対に乳管や小葉にとどまっているため、転移しにくいガンと言われています。
非浸潤ガンの中には、しこりのないものもありますので、自己検診だけでなく、年に一度は病院で検診を受ける必要があります。
乳がんでは、0期~Ⅳ期までのステージ(病期分類)があり、数字が多いほど進行度は高くなります。
0期は、非浸潤がん。
Ⅰ期は、しこりが2cm以下、リンパ節に転移がない状態。
この0~Ⅰ期までが、早期と呼ばれています。
Ⅱ期は、しこりが2.1cm以上で、リンパ節へ転移がない場合と、しこりが5cm以下で、リンパ節へ転移がある場合とあります。
Ⅲ期は、主にリンパ節への転移が進んでいる場合。
そしてⅣ期は、他の臓器(たとえば、骨、肺、肝臓、脳など)への転移がある場合になります。
しこりの大きさやリンパ節への転移があるかないかが決め手になります。
乳がん治療は、個別に治療方針を立てるので、ガンの種類や状態を知ることは、とても重要です。
完治するためには、いかに早期に発見できるか。
2cm以下で発見され、早期治療に臨めば、90%は助かると言われています。
ここでも、検診の重要性は分かりますね。
また、乳がんは女性ホルモン(エストロゲン)とも密接に関係しています。
乳がんになるリスクも女性ホルモンにさらされる機会が多い人ほどかかりやすいとか。
初潮年齢が早い人、出産経験の少ない人、閉経が遅い人、家族に乳がんの人がいる人などはとくに気をつけたほうがよいそうです。
乳がん検診ガイドは、乳がん検診について解説しています。
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